過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙 2スレめ!
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753:名無しNIPPER
2019/06/24(月) 20:13:07.16 ID:PsQJmBAV0
 ではお風呂にでも入ろう、ということになった際に誰か付き合ってくれないかなぁと見回してみると、
 みんながみんなお風呂上がりではあったので、仕方ない一人で入るかと思ったのだけれども。
 そんな寂しがり屋の私に付き合ってくれる子が一人だけいた、南ことりである。
 先ほど私を椅子にしてデザインに赴いてしまったのを大変申し訳なさそうに謝り続けてくれて、
 いいのよいいのよ椅子になるのは慣れているから、何て言ってしまったので台詞を間違えたような気もしなくもない。
 とにかくこちらに向けて謝意を伝えたかったのは明らかであったようなので、
 お風呂上がりの彼女ではあれど快く付き合ってもらうことにした。
 とはいえ背中を流すとか、体を懇親丁寧に洗うからという誘いは謹んでお断りさせていただくことにした、
 彼女にしてもらうのは構わないんだけれども、
 私に好感度の高い面々が調子に乗らせるなよみたいな顔をして眺めているので、
 その恐怖に屈したということで許してもらいたい。
 特に園田海未の目は暗殺者か何かみたいで、
 近くにいた穂乃果が海未ちゃんゴルゴ13みたい目をしてる!
 と言われるまでその視線の強さに気がつかなかった模様。
 別に南ことりに対してみんなが思うところがあるというわけではなく、
 私が彼女が親しげに話した結果、記憶が戻ってしまう事を皆は考慮しているのである。

「絵里ちゃんさっき、椅子になるのは慣れてるって言ったけど、もしかしてみんなからそんなひどい扱いをされてしまっているの?」

 こちらに対して心配そうな視線を向けることり。
 発言からすれば私に関わりにある、もちろんことりにも関わりのあるμ'sの面々から、
 椅子扱いされていると思ってしまっても不思議のない発言をしてしまった。
 単純に考えれば、理由はどうであれ人間を椅子扱いするというのは、
 その人間の人権をなかったことにし、精神面を著しく阻害し、
 聞いた人が思わず心配になってしまうような出来事であると考えるのも不思議ではない。
 私は別に椅子にされてもかまわない人だからと説明したところで、
 優しいことりが私以外の面々に疑わしい目を向けてしまうのは致し方ないことである。


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