過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙 2スレめ!
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81:名無しNIPPER[saga]
2018/12/02(日) 04:32:59.79 ID:iAmGxFo+0
 考え込むように腕を組んで静かになってしまった理亞ちゃんが
 一人で考えてみたいふうであったので場を離れた。
 黙々とトレーニングや動きの確認を続けている朝日ちゃんに手を上げて挨拶したら、
 ちらっとこちらを見て。

「足をうまく動かすためにはやっぱり筋力なんでしょうか?」

 さきほど的外れなアドバイスを送ってしまったので、
 評価が転落してしまったかと思いきや、それでもなお指導を受けてくれることが嬉しい。
 テンションが跳ね上がってしまった私だけど、ここでこうすればいいと言うと
 普通の人にはできませんで終了してしまうので、
 相手にあったアドバイスを送るためにちょっと考えてみる。
 自称能力値が低い彼女だけれど、他のメンバーが優れているのと、 
 自分自身の評価自体が低いせいで客観性に欠ける部分があるのだと思う。
 UTXの出身だったせいか、基本的に自分よりもできる相手ばかりが周囲にいたため、
 自ずから出来て当然と判断してしまうのでしょう。
 はじめて見た動きや、振り付けや、トレーニングメニューを難なくこなせるというのは、
 元からの下地があってできることなので、見た通り、考えたとおりにこなせないからと言って、
 何ら落ち込むことはないと思う。

「リズム感や柔軟性、もちろん何回も同じ動きを繰り返して身体に覚えさせるというのも必要ね」
「うう、私に足りないものがいっぱいあるということでしょうか?」
「いいえ、誰しもそうなのよ、最初からスマートにできるなんて、
 私の知る限り綺羅ツバサくらいしかできない所業よ?」


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