過去ログ - アラサーニートエリちとキャリアウーマン亜里沙 2スレめ!
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88:名無しNIPPER[saga]
2018/12/02(日) 04:37:17.65 ID:iAmGxFo+0
 口を開こうとして辞めてしまった。
 どんなに言葉を重ねたところで議論は平行線になる。
 世の中には優れているから好きという人もいるし、
 面倒極まりないから好きという人もいる。
 好意的な感情を寄せるのは、好意的な人間であるからばかりが理由にはならない。
 蓼食う虫も好き好きというように、評価の基準は人それぞれ……
 ではあるのだけれど。
 個人的な感情で言わせて貰えば、彼女が穂乃果を持ち上げたおかげで、
 穂乃果がどんな目に遭ったか知っている人間としては、
 一概に好意を寄せられることや理想だと崇められることが
 いい結果を招くとは限らないと知ってしまったので……いや、ほんとう、
 なんて言っていいのか分からない。

「私も、μ'sみたいにみんなで仲良くしたいです、
 ありえないですよ? 数年経ってもなお9人揃う機会があるとか」
「こう……スケジュールを調整してくれる有能な人がいて
 たまたま集まっているだけという言い訳はなし?」
「奇跡ですよ、Aqoursが今後9人揃うとしたら。
 もう、千歌という欠けたピースは元に戻らない。
 もしかしたら彼女には会う機会はないのかも……」

 とても寂しそうな表情を浮かべる善子ちゃんに、
 幸運にも私とお付き合いがあるμ'sのみんなの事を考えながら、
 私自身にも身勝手な部分があって、それで彼女たちを嫌っている側面があるとすれば
 なにかできることがあるかもしれないと思い至った。
 
 なんとなく物別れしてしまった感のあるよっちゃんとの交流を終え、
 ひとりボーッとしながらエトワールの住人を遠巻きに見ているエヴァちゃんに話しかけてみる。
 なんとなく楽しげである表情から花咲く表情に変化し、
 やたら私に対する好感度の高い面々の中でも、飛び抜けて評価が高いのが彼女である。
 エヴァちゃんの中では空気! 水! 絢瀬絵里! みたいな感じで、
 必須栄養素か! と言ってしまったけれど。
 見てないと禁断症状が出るというのはもはや金髪中毒と言って良いんじゃないかと。


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