過去ログ - 武内P「笑顔です……変身ッ!」
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109:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/14(金) 23:26:01.95 ID:wmxCrzy+o

「……」


 今日の彼女が着用しているのは、スカート。
 いつもの私服は、ズボンを好んで着用しているが、僥倖だ。
 スカートならば、そのままオムツを履けば良いのだから。
 私は、アイドルの神に感謝しようとして……やめた。


「ん……んっ!」


 彼女は、走行の振動で不安定な状態の中でも、器用に腰を上げた。
 オムツを履く姿を私に見られたくないから、だと思います。
 現に、膝掛けは未だ彼女の脚の上に乗ったまま――


「っ!?」


 ――オムツも、乗ったまま!?
 待ってください!
 貴女は、今、一体何をしているのですか!?
 あの、まさかとは思いますが!


 ……ふぁさ。


 聞こえる筈の無い音が、私の耳に飛び込んできた。
 私と、彼女の膝……そして、膝掛けでよくは見えない。
 見えないが、彼女の足元に、ある。



「プロデューサーは……っふ……見なくていいから……!」



 彼女のパンツが、其処にある。



「あのっ……!」


 パンツの上から、そのままオムツを履けば!
 確かに、パンツは犠牲になってしまいますが、それでも!
 それでも、作業の手順が簡略化され、ん……んんん!


「っ……!」


 慌てて、視線を逸らす。
 何であれ、今は彼女を刺激するのは得策では、ありませんから。
 今、彼女の行動を咎めるのは、詮無きこと。
 むしろ、頑張りと言う名の栓が、シャンパンの様に飛んでしまうかも知れない。


「こっ……は、あぁっ……!」


 助けは、呼べない。
 爆弾処理班の方は、こういう気分なのでしょうか。


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