110:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/14(金) 23:49:01.36 ID:wmxCrzy+o
「ふっ……うぃぅ……!」
普段よりも高い、聞いたことの無い声。
泣き声、なのだろうか。
彼女は、一体何をしているのだろうか。
見ない様に顔を横に向けているので、
「笑顔で〜す……んふふ〜」
口の端から涎を垂らしながら眠りこけている顔が、視界に入る。
彼女が、今もこうしてアイドルとして頑張り続けている姿。
それに、私はいつも勇気づけられ、元気を貰っています。
「……」
ですが……今は、その……何でもありません。
今は、兎にも角にも解決しなければならない問題がある。
その問題が解決しなければ、大問題に発展する。
想像するだけで、恐ろしい程の大問題に。
「……」
あってはならない未来予想をしていると、
「助けて……」
弱々しい、ともすれば聞き逃してしまいそうな小さな声が聞こえた。
「っ!?」
私は、慌ててその声の主へと視線を向けた。
果たして、彼女は苦しんでいた。
「……ぁ……ぁ……!」
オムツを足に通す所までは、良かったようだ。
だが、完全に履けた訳ではなく、
「っ……!」
膝まで上げた時点で、波が彼女を襲ったようだ。
その証拠に、彼女は腰を浮かせて反り返り、両手で尻を必死に抑えている。
膝掛けはずり落ち、ピッチリととじた足の間に、オムツ。
そこから、どう助けろと……?
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