577:名無しNIPPER[sage saga]
2019/01/12(土) 22:14:07.26 ID:OWaII7a+o
「……」
在庫整理も終わってるから、店内の掃除。
大掛かりなのは、閉まってる時だけどね。
この時期は、どうしてもホコリがたまりやすい。
棚の上の方とか……うわ、マスクしとけば良かった。
「……」
お客サンは、あの二人だけ。
#デート……じゃ、さすがに無いよね。
身長差は良い感じだけど、それ以外。
女の人は、言うまでもなく美人。
「……」
男の人は、#ホラー。
最初に注意書きしとかないと、コメ欄大荒れ、最悪垢BAN。
マネージャー? ボディーガード? マジ謎い。
……っとと、掃除掃除。
「これなんか、どうですか?」
綺麗な声。
手に持ってるのは……アレ、男物のサングラスだけど。
見ると、かけてみてって、男の人に差し出してる。
冗談ぽく笑ってるけど、似合いそうすぎでしょ。
「……」
あれ、受け取るんだ。
あんまり高くないから、お勧めデスよー。
後で拭くの面倒だから、買ってくださーい。
「……どう、ですか?」
……#似合う。
でも、あんまり店内をウロついて欲しくないかな。
外から見たら、お客サン入って来なくなりそう。
楽なのは良いけど、暇なのはつまんないし。
「……ふふっ!」
一瞬、目をパチクリさせたのは、サングラスをかけると思ってなかったから?
だから、耐えきれなくて笑ったのかな。
そーだよね、似合いすぎてるから。
自分も、働いてる最中じゃなかったら笑ってたかも。
「あっ、すみません……うふふっ!」
#笑顔#溢れる#止まらない。
左手に服を持って、右手で口元を隠してる。
お仕事で笑ってるのに、今隠してるのは、悪いと思ってるからかな。
でもさ、どっちも、
「……いえ、問題ありません」
#笑顔。
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