64:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/11(火) 22:33:08.95 ID:AXSptHcQo
 https://www.youtube.com/watch?v=I-oZuAi-ANs 
  
  
 「プロデューサ――〜〜っ!」 
  
  
  
 『Rosenburg Engel』 
  
  
  
  腰のベルトから、女の人二人分の声が聞こえた。 
  プロデューサーの胸の、私の目の前にあった三つの宝石。 
  ピンク、ブルー、イエローの宝石が―― 
  
  
  
  ――黒く、輝いた。 
  
  
  
 「GRRRROOOOOO!!」 
 「GRRRRAAAAAA!!」 
  
  
  
  怪人二匹の、大きな叫び声。 
  プロデューサーに、トドメを刺そうとしている……んだと思う。 
  でも、その攻撃が振るわれることは、 
  
  
 「――!」 
  
  
  無かった。 
  私を抱き締めていたプロデューサーが、いつの間にか立ち上がり、 
  
  
 「……」 
 「GRGG……!? GGOO……!?」 
 「GGO……OOO……GUUU!?」 
  
  
  二匹の怪人の首を……片手で、それぞれ締め上げていたから。 
  
  
 「……」 
  
  
  黒い鎧が、その姿を変えていく。 
  スライドした装甲の下は、漆黒に輝いている。 
  その輝きは、まるで血の様に鎧に巡っていき、全てを黒く染め上げた。 
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