69:名無しNIPPER[sage saga]
2018/12/12(水) 00:03:55.39 ID:EbMDRVx0o
「……!」
確かに、そうかも知れないけど!
でも、魔王の剣なの!
「……」
プロデューサーは、右手を首筋にやった。
そして、
「……魔王の剣を振るいます」
心なしか、照れくさそうに言った。
「〜〜っ! 我が友よ、力を示す時!」
右の掌を向け、魔王の剣へと魔力を送る。
剣より溢れし力は、我が友をも輝かせるだろう!
「GRRRUUUUOOO!!」
一匹の獣が、我が友を引き裂かんと疾駆する。
だが、我が友は静かなる湖面が如く、
「企画――」
真紅に輝く刀身を水平に構え、
「――進行中です!!」
迎え撃つべく振るった魔王の剣により、獣の運命を両断した!
「……」
獣は、光の粒子となり、跡形も残さず消え去った!
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