過去ログ - 【オリジナル・安価＆コンマ】宇宙を駆ける者たちの物語
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265:名無しNIPPER[saga]
2019/01/26(土) 00:37:48.05 ID:qsAWf4BF0
「キャアッ！！！」

帰ろうとした時。分かれ道の右側から、叫び声が聞こえた。年端も行かない子供の声だ。

治安はいいこのコロニーであれば、心配は無い。無いはずだが。

「…絶対に、そういうことが起きないってわけじゃないからな」

拳銃にマガジンを装填し、袖の下に隠す。最悪の場合は、これで。

先程の声と、足音を頼りに路地を駆ける。そこまで遠くには行ってないはずだ。

数分後、リヒトは逃げたと思しき建物の前にいた。煉瓦製の倉庫のような建物で、入口の鉄扉は閉まっている。

「フゥー…」

息を吐き出し、心を落ち着ける。焦るな。冷静に対処をするんだ。

「…動くな！！！」

リヒトは大声でそう言って、扉を乱暴に開いた。


０１〜３０：ボロボロの子供と複数の大人がいた。
３１〜６０：ボロボロの子供と複数の大人がいたが、半分はぶっ倒れていた。
６１〜９９：子供が大人をボコっていた。
００：？？？「今だ野郎ども！やっちまえ！」

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