過去ログ - 【オリジナル・安価&コンマ】宇宙を駆ける者たちの物語
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28:名無しNIPPER[saga]
2019/01/22(火) 00:29:56.51 ID:j34j2Df50
「おっ、操舵手の兄ちゃんじゃないか。こんなとこにどうした?」

近付いてみて分かったが、エースパイロットとやらは40代後半のおじさんだった。

言い方は悪いが、彼がこの機体を操縦する姿が想像出来ない。

「あ…いえ…。今回契約してくれた方がどんな人なのかなと思って」

初対面の人なので、どうしても萎縮してしまう。関与されない距離であればそこまで気にしないのだが、近づくとなれば話は別だ。

「ハッハハハ。エース様が別嬪さんじゃなくて、こんなおっさんで幻滅したか?」

「いや…そういうつもりで来たわけじゃないので」

「そうか。まぁ、エースだ何だ言われてるが、俺はそんな肩書きはどうでもよくてよ」

金が貰えるからその点は感謝しているが。そう付け加え、おじさんは笑う。

「俺はアグル。一応、こう見えてアウェイカーでな。隠しててもしょうがないから、先に言っとくよ」

「で、この子が俺の可愛い親友のメアちゃんだ。よろしくな」

「………」

胸ポケットから顔を出すリス。その口は何かを頬張っているのか、膨らんでいた。

「あ…俺はリヒトと言います。よろしくお願いします」

「おう。俺が死んでもこの船は護りきるから、大船に乗ったつもりでいてくれ!」

「ちっこいこの船は小舟だがな。ハッハハハハハ!!!」

そう言って大笑いするアグルの笑顔は、人を惹きつける何かを持っていた。


火星到着まで 残り60


01〜20:宙賊の大艦隊と遭遇。交戦判定へ。
21〜30:一隻の宙賊艦を発見。交戦判定へ。
31〜50:交戦中の艦隊を発見。安価へ。
51〜99:巡回中の警備艦隊と遭遇。特に問題は無し。
00:撃沈寸前で放置された輸送船を発見する。

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