過去ログ - 【オリジナル・安価&コンマ】宇宙を駆ける者たちの物語
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349:名無しNIPPER[saga]
2019/01/28(月) 00:27:24.21 ID:3ILKKzdg0
「………!!」

どうすればバルキリアを奪えるのか考えているのだろうが、甘い。

このご時世、何かあったら逐一上層部などにデータが転送されるのだ。勿論、今回のことも全て。

何をどうしたって、彼らに正義は無い。武力行使をしない限り、バルキリアを奪うことは出来ない。それが出来る土台が存在しないが。

「…では、交渉は受け入れられないようなのでこれで。私たちは"早急に"冥王星に向かわねばなりませんので」

「クソッ…!!憶えていろよ…!」

「ええ。貴方の横暴、しかと目に焼き付けましたとも」

誠意を込め、敬礼をする。してやったりだ。この野郎。

アルテマから出たノアは、航路を冥王星に向ける。戦力は多少失ったが、まだ問題無いはずだ。

艦を出た数秒後、アルテマは姿を消した。本当に、バルキリア目当てで態々ここまで来たのか。お疲れ様。

「………」

ブリッジの片隅に、エリカは佇む。まだ任務が終わっていない彼女は、この船にいるしかなかった。

チラリ、と彼女の様子を見る。こちらの視線に気付いた彼女は、冷たい表情のまま口を開く。

「…目的地に着くまでは護ります。それが、私の任務ですので」

そう言うエリカは何を想うのか。冷たい視線を、モニターに向けていた。


冥王星到着まで残り 3000


1:シミュレータで訓練。
2:クルーとお話。
3:民間人とお話。
4:その他。自由安価。

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