過去ログ - 【オリジナル・安価&コンマ】宇宙を駆ける者たちの物語
1- 20
362:名無しNIPPER[saga]
2019/01/28(月) 01:19:40.03 ID:3ILKKzdg0
「…まあいい。隠すことではないからな」

そう言ったエノクは、淡々と過去を話し始めた。

元は、セレーネーに住むただの少年だった。普通に笑い、普通に泣く。どこにでもいる子供だった。

だが、そんな普通は音を立てて崩れ去った。ジュピトリス・マーセナルもといサーシェス・マーセナルの頭領『サーシェス・ビアッジ』に両親を惨殺された。

行き場を失ったエノクは、サーシェス・マーセナルの下で戦うしかなかった。何度も、何度も。生き延びるために、他者を屠った。

何度目かの戦場。天王星で起きた最新の戦役の決戦に、彼は駆り出された。

乗機のザムがボロボロになり、コックピット内に破片が散らばるほどの損傷を受けたエノクは、ただ死を待っていた。

しかし、死は訪れなかった。己を狙っていたARMを一機残らず、正体不明のARMが墜としたのだ。

「…そのアームは、あんたの乗っているバルキリアと似ていた」

「え…!?」

今明かされた衝撃の事実。彼の過去も凄惨だが、思いもよらぬところでバルキリアの正体に僅かにだが触れた。

「…それから、俺は護るために戦い始めた。イェレナのいるPMCと契約したのも、それがきっかけだ」

「誰が乗っていたか。そんなことはどうでもいい。俺は確かに、あの機体に救われた」

「…だから、戦う。生かされた俺にも、何かが出来るはずだ。それを証明するために、俺は戦う」

そう言って、エノクは天井を見上げる。その眼は、確かな決意を秘めていた。


航行速度が非常に速いため遭遇判定カット

冥王星到着まで残り 1800

1:シミュレータで訓練。
2:クルーとお話。
3:民間人とお話。
4:その他。自由安価。

2を選んだ場合

1:ハロ
2:クロエ
3:レオ
4:リーネ
5:エリカ
6:エノク
7:イェレナ
8:ボァブ
9:ジョナサン
10:ガンビット
11:シャイア

3を選んだ場合

1:ジェキット
2:カルティエ
3:オクト
4:学生服の女の子。コンマが00の時のみこちらに書き換え。


↓2 2、3のどちらでも何を話すorするか併記していたらその行動をします。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/600.32 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice