過去ログ - 【オリジナル・安価＆コンマ】宇宙を駆ける者たちの物語
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386:名無しNIPPER[saga]
2019/01/28(月) 23:59:51.39 ID:lCgOF3SM0
アステロイドベルトに佇む二人の白い戦乙女。その背中には翼が、武器があった。

「へへっ…。変形機構が無いのは気になるが、凄い機体だ…」

「同性能のアームと戦うのは、何気に初めてかもしれないな」

あの時戦ったアンノウン――エリカ曰く『アンタレス』というARMだそうだ――は、性能で言えば中の上。

専用機としてチューニングが施されているだけで、最新鋭のARMと比べると全体的な性能で劣っていた。

それを、一芸に秀でた武装構成、機体性能にしたり、パイロットの技量で補っていたのがあの戦いだそうだ。

墜ちはしたが、八対一で互角にまで持ち込めていたあの男の技量は計り知れない。一騎打ちであれば、負けていただろう。

目の前にいるのは、幾度も共に戦った機体。短所はよく分からないが、長所はある程度分かっている。

一番知っているのは自分だ。負けはしないはずだ。技量で下回っていない限り。

「んじゃ行くぜリヒト！手加減は無しだ！」

「ああ！俺も全力で行くよ！」

「ファイトですリヒト。レオ」

ARMFIGHT READY...GO!!!


０１〜５２：レオに押され気味
５３〜９９：優勢に
００：瞬殺してしまった

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