過去ログ - 【オリジナル・安価&コンマ】宇宙を駆ける者たちの物語
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444:名無しNIPPER[saga]
2019/01/30(水) 01:37:37.28 ID:FT8vnghE0
戦乙女同士が、その首を刎ねようと接近する。先に動いたのはリヒトだった。

左、右と交互にスラスターを稼働させ、ジグザグに接近し、剣を振り抜いた。

だが、操縦技術自体では、どう足掻いても勝てない。それを見越したエノクは、お返しと言わんばかりに宙返り。

簡単に避けられ、もう一度攻撃しようと速度を落とさずに方向転換を試みる。

そのタイミングが、最も無防備な時間だ。意識が嫌でもそちらに向き、敵機が視界から外れる。

余程の手練れでもない限り、その間に襲ってくる敵には反応出来ない。

「な…にぃ…!?!!」

だから、狙った。旋回行動に合わせ、エノクのバルキリアは宙返りから急接近。一瞬で間合いを詰め、コックピットを貫いた。

見えていないはずなのに、こちらに気付いた素振りを見せたのは驚いた。それほど、レーダーを注視していたのかもしれないが。

もっと技術があったなら、結果は分からなかった。ヒヤリ、としたのは事実だ。

一民間人が、訓練を受けずにここまでの実力を身に着けている。それが、どうにも引っ掛かるエノクだった。


01〜05:不自然に抉れた無数の艦を発見。判定へ。
06〜10:交戦中の艦隊を確認。安価へ。
11〜99:艦影無し。
00:謎のARMが浮いていた…。

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