過去ログ - 【オリジナル・安価&コンマ】宇宙を駆ける者たちの物語
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58:名無しNIPPER[saga]
2019/01/22(火) 17:23:39.72 ID:dw0sjwyM0
「へっ…。ちょろい仕事だぜ」

ボロボロになった輸送船を前に、パイロットの少年はそう独り言ちる。

護衛艦がいたが、電子機器が全て駄目になってしまえば大きな鉄屑だ。

簡単に。あまりにも簡単に、あの艦は墜ちた。

「お前たちも、一緒のとこへ送ってやるよ。優しいよなぁ俺」

ニヤリ、と笑った少年は、照準をブリッジに向ける。ブリッジ内の怯える人間の視線がたまらない。

「…あん?敵機の反応?」

一瞬、船内からARMの反応がした。分析してみるも、エラーが出て終わってしまう。

「新型機かぁ?だとしたら、有難く頂戴するよ」

「お前らを殺した後でなぁ!」

昂る感情を抑えることなく、トリガーに指を掛ける。あと1cm押し込むだけで全てが終わる。終わるのに。

ガコン。

「あ…え…?」

指が一本も動かない。身体の感覚が無い。その理由(わけ)に気付いた時には、もう、遅かった。

機体がスパークし、爆散する。爆炎の中に、それはいた。

蒼いデュアルアイが艦を、護るべき対象を見る。ブリッジクルーは皆、唖然としていた。

「行ってくる」

それだけ呟くと、翼から光の如き炎を噴き出し、戦乙女は飛翔した。


01〜20:残りの高速艦隊を全滅させたが、キュウビの姿は無かった。
21〜99:瞬く間に全滅させ、キュウビを救出した。
00:ついでに本隊も消してきた。

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