過去ログ - 【オリジナル・安価＆コンマ】宇宙を駆ける者たちの物語
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591:名無しNIPPER[saga]
2019/02/02(土) 23:25:51.42 ID:RIOjezlP0
「…では、移住者の件、確かに伝えました」

「二百名も手続きをして、誠にご苦労様でした」

『ノア』の一室で、法衣を着た女性と七三眼鏡スーツマンが話をしている。机には小さな端末と、二つのチップが置かれている。

「これが、例のデータです」

女性がチップを手に取り、ジェキットに渡す。それを端末に差し込み、データを確認した。

「…確かに、仰っていたものですね。快諾していただいて助かりました」

「ふふ。こちらこそ、これだけの人員を貰ったのです。それに返礼をしないわけにはいきません」

どちらも、張り付いたような笑みで応対をする。ここに子供がいたら、100％大泣きしているだろう。

方舟の中で、思惑が交錯する。それが何を齎すか。誰にも分からない。


改装終了まで残り　三週間

１：お嬢様っぽい人が何かを物申す。
２：熊みたいな人間がチップを渡してきた。

↓２　自由安価。依頼のみに限り、複数選択可能。

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