過去ログ - 【オリジナル・安価&コンマ】宇宙を駆ける者たちの物語
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609:名無しNIPPER[saga]
2019/02/03(日) 01:24:41.20 ID:I/WXFxYh0
「…ここまで話を聞いたんだ。断るわけにはいかないでしょうね」

信頼性の低い民間企業に任せるということは裏を返せば、政府が絡んだ組織に任せてはならない依頼ということになる。

その依頼内容を聞いた以上、断ることにもリスクが生じている。この時点で、安全策は依頼を遂行することだけだ。

「済まないな。脅すようになってしまって…。だが、これは絶対に失敗してはならないんだ。政府に渡っては…」

「…分かりました。これをどこの政府にも渡すことなく『アカシャ』に郵送すればいいんですね」

「…くれぐれも、君たちが覗くことの無いようにな。絶対に、だ」

「勿論です」

チップを専用のケースに入れ、そう答える。信頼には応える。それが我々だ。

「では、頼んだぞ…」

腰を上げ、ゆっくりと居住ブロックへと足を運ぶ教授。余程心配なのかチラチラ、とこちらを見る。

何故だろうか。一民間企業が受けるような仕事のレベルを超えている気がする。

あれか。バルキリアの、戦乙女の加護だとでもいうのか。だとしたら有難迷惑だ。


改装終了まで残り 一週間

↓2 自由安価。


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