過去ログ - 【オリジナル・安価&コンマ】宇宙を駆ける者たちの物語
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88:名無しNIPPER[saga]
2019/01/22(火) 20:27:48.01 ID:dw0sjwyM0
「あぁ〜〜ん!全然駄目だよぉ」

デジタルな床に寝そべるハロ。おっさんかこいつは。

「駄目?どういうこと?」

「引っ掛かる情報が無いの〜。精々、旧世紀の北欧神話がヒットする程度」

「そうか…」

情報が無いことが、更にバルキリアの怪しさを倍増させた気がする。

膨大なデータに一切掠りもしないのは、それだけ特殊なものだということの証左とも言える。

「まあ、頑張ってくれてありがとう。ハロ」

「ハロたちも助けられたし、お相子だよ」

そう言って、右手を出すハロ。何となくだが、要求していることが分かった。

音は鳴らなかったが、拳と拳がぶつかり合う。

「これからもよろしくね、リヒト」

ニヒヒ、と笑いながら、ハロはそう言った。AIなのに、人間よりも人間らしい。

「俺が死ぬか、ハロが壊れるか。どっちが先かねぇ」

「そんな日が来ないように頑張るの!もちろん、皆でね!!」

こうやって話をするのも悪くない。そう思うリヒトだった。


休暇残り 二週間

↓1 自由安価。何でもどうぞ。


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