過去ログ - 【オリジナル・安価&コンマ】宇宙を駆ける者たちの物語
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955:名無しNIPPER[saga]
2019/02/24(日) 01:39:37.65 ID:Us68HHUz0
「いやぁ、今日は来てくれてありがとう!」

『あなたが初めて依頼を受けてくれた人だから嬉しいわ!』

『俺たちはマブダチになれるかもしれないな☆』

何だこれ、なんだこれ。依頼主は人間じゃなくて、宇宙人だった。そりゃあんな名前になるか。

外見がもう色々とヤバい。身長は三倍近く差があり、足も三本ある。腕?は見たところ十五本あって、何故か人間みたいなものも二本生えている。

それも普通に喋ってくるし、イケメンと美女だから性質(たち)が悪い。胸でっかいなオイ。

「…で、手術っていったい何をするんですか?」

「あぁ、僕たちの故郷でメジャーな手法を取ろうと思ってるんだ」

『勿論、あなたがやりたいっていう手術も喜んでするわよ』

『ダチのためならなんだってするのは、どんな生き物でも共通らしいな☆俺たちも、勿論そうするぜ☆』

「地球人の身体に合うか分からないから、死ぬ可能性もあるけど」

「もうちょっとオブラートに包むものでしょそこは」

何でそんなやる気に関わることを堂々と言うんだ。こういうのは、口八丁手八丁で騙すものだろう。

『そんなこと出来るわけないじゃない。嘘に価値なんてないわ』

触手の顔も、本人の顔も真っ直ぐこちらを見ている。悪い人ではなさそうだ。

手渡されたカタログには色々なコースが乗っていた。一部だけを下記に記す。


1:意志に従って身体を変えられるようにしよう!人間兵器になっちゃいます(成功率60%)
2:もう一人の自分を作ってみよう!リヒトツーが産まれ、テレパシーが使えるようになります(成功率30%)
3:僕たちになってみよう!ニグラート人に人種が変わります(成功率10%)
4:やっぱ無理。キャンセルします。別に問題はありません。

↓3までで多数決


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