過去ログ - 男「恋愛アンチなのに異世界でチートな魅了スキルを授かった件」 2スレ目
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126: ◆YySYGxxFkU[saga]
2019/02/20(水) 20:56:03.76 ID:lF4hGqrw0

男「しかしよくリングの中心に陣取るよな。一番攻撃が激しく来る場所じゃねえか」

女友「自信の現れでしょう。そしてこのままでは伝説の傭兵の勝ちが決定的ですね」



男「……ん、どういうことだ?」

女友「四十九人で取り囲んだのはいいですが……みんな均等に距離を置いて伝説の傭兵を中心とした円になってしまっているでしょう?」

女友「全員が遠距離魔法使いならともかく、接近しないと攻撃できない近距離攻撃職の人もいるはずです」



男「なのに距離を置いているのは……そうか、一番最初に近づいたやつが攻撃されるのは分かり切っているからか」

女友「ええ。『誰かが先に行ってくれ、俺がその後に続く。これだけの人数がいれば誰かが先に行ってくれるはず』……そう思いながら、結局誰も近づかず終わるのは目に見えています」



男「集団心理ってやつか」

女友「まあ分からない話じゃないですけどね。改めてみると……本当すさまじい存在です」



男(『魔導士』の職を持つ女友でさえも畏怖しているようだ)

男(伝説の傭兵は自然体で立っているだけだ。それなのに威圧感を覚える)

男(戦う前からこれなのだ、戦い始めたらどうなるのか想像もつかない)



男(故に誰も近づけず距離を取る)

男(選手たちが円となったまま試合開始されるかと思った……そのときだった)




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