過去ログ - 男「恋愛アンチなのに異世界でチートな魅了スキルを授かった件」 2スレ目
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◆YySYGxxFkU
[saga]
2019/02/25(月) 00:30:50.00 ID:jGMw+Rin0
町長「そのような背景があるとは……女神教か知ってはいるぞ。儂は違ったが、昔はほとんどの人が信者であったからな」
女友「衰退する前の女神教を知っているのですか?」
町長「これでも伊達に長生きはしておらんからな。儂が若いころは教会の権力は絶大であった」
町長「しかし、あるときを境に女神教に関わる者の不祥事が相次ぎ、そのせいで信心が離れていった」
町長「不祥事を認める者もおったが、多くは『身に覚えがない』『私はその日その場にいなかった』ととぼけるものばかりじゃったな」
町長「多くの証人がおったというのにそれはマズかった」
女友「ふむ……」
男(女友が興味深そうにしている。俺にも興味深い話だった)
男(最初の村の村長さんは女神教の衰退の原因を災いから救ってくれた女神に対する感謝の念が風化したからだと言っていた)
男(もちろんそれもあるのだろうが、実際は不祥事の連続の方が大きかったのだろう)
男(昔の教会はかなりの権力を持っていたという。そして権力に腐敗は付き物だ。勘違いして好き勝手した結果身を滅ぼしたということか)
男(村長もこのことは知っていたのだろうが、神父として身内の不始末は言い出しづらかったのだろう)
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