過去ログ - 須賀京太郎は静かに暮らしたい【咲-Saki-安価】
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288: ◆Rcg5z0T7ZfzG[saga]
2019/02/14(木) 04:10:52.04 ID:nqYLoLw10

京太郎『いいか…！俺の目標はあくまでも「一軍に昇格し平穏な高校生活を送ること」……』

京太郎『もし…ここで…「土壇場での爆発力がある」だとか「速攻の才能に溢れている」だとか評価され、鳴り物入りで一軍に昇格してしまうと……』

京太郎『その先に待っているのは熾烈なレギュラー争い…！その渦中に投げ込まれることになる……！』

京太郎『期待を裏切れば当然二軍に逆戻りという可能性すらある…！八方ふさがりになる…ッ！』

京太郎『だからここは「ちょっぴり惜しかったけど逆境で頑張れる子なのかもしれない」「2位に終わったけど才能の片鱗を感じる」というような印象を与え……』

京太郎『Amazonのレビューで「期待を込めて☆5です」と言わせるように、「期待を込めて一軍昇格です」という言葉を引き出したいのだ……！』

アナザー京（やれやれ……注文の多いやつだな……）

アナザー京（わーったよ…適当に走るよ）

京太郎『感謝するよ、アナザーワン……』


同輩「ぜぇ…！ぜぇ…！な、なんとか逃げ切った……！1位だぜ……！！」

アナザー京「ちっ……」



菫「あぁ、追い抜き切れなかったか」

二軍監督「最後でスタミナ切れしてしまったようだなぁ」

一軍監督「ま…でも、悪くないわね」

一軍監督「今の瞬間的な爆発力は……精神の強さと見てもいいし、逆境に強そうね」

照「……」

照（……ちがう）

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