過去ログ - 須賀京太郎は静かに暮らしたい 菫「第2章だ」【咲-Saki-安価】
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571: ◆Rcg5z0T7ZfzG[saga]
2019/03/03(日) 19:40:50.28 ID:ipcgbtM40
しばしの時間をおいて、女は問いかけた



???「はやりちゃん……私……いや、この私…柱の一族たるこの健夜を例に挙げると、伝達に齟齬が生じるかな」

健夜「もし、咏ちゃんがあなたを殺して夕ご飯にしたら……彼女は「悪人」かな?」

はやり「えっ!!そ、それは当たり前だよ〜〜!!」

健夜「じゃあ、サバンナで草食動物を狩るライオンは「悪」なのかな?」

はやり「それは……違うんじゃないかなぁ」

はやり「生きるために、仕方のないことだし……「弱肉強食」は自然の摂理だよねっ☆」

健夜「ならばどうして……人間の間では「弱肉強食」の原理が排除されるのか…」

健夜「それは、人間には「良心」があるからだよね」

健夜「強者…「力のある者」は人間が言うところの「悪」の素質を備えているけど」

健夜「人間の場合、その「悪の素質」を「良心」が抑制する……」

健夜「強者は本質的に「悪」であり、人間に限っては「良心」が人間らしさを担保しているということだね」

健夜「たまに、その「良心のタガ」が外れた「悪のエリート」とでもいうべき人間もいるけれど……」

健夜「強ければ強いほど……「強者であればあるほど」……「良心のタガ」は強力でなくっちゃあ善人ではいられないよね」

はやり「……何の話をしているのか、さっぱりだよ〜〜……ふぁ〜あ」 

健夜「……私たちの知っている須賀京太郎……こちらを「1巡前の魂」と呼ぶことにしようか」

はやり「うん」


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