過去ログ - 須賀京太郎は静かに暮らしたい 菫「第2章だ」【咲-Saki-安価】
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906: ◆Rcg5z0T7ZfzG[saga]
2019/03/11(月) 00:15:16.50 ID:OudfcYoN0

健夜「今のあなたは、「1巡前の魂」が2つの精神に分裂した状態にあるということだよ」

アナザー京「なに……?」


健夜「ユニバースの刃に乗って時を超えた魂は、「この世界の須賀京太郎」に該当する肉体に宿った」

健夜「「精神は肉体の奴隷である」という言葉通り、肉体自体も一つの「理性」でしょ」

健夜「でも、未熟な幼児の肉体では……「1巡前」の魂がもつ強大過ぎる精神を支配できない」

健夜「そして、強大過ぎる精神は本質的には「強大な悪」だから……」

健夜「「強大な悪」を「善」に転化するためには「強靭な良心」で以て繋ぎ留めるための「強力な理性」が必要……」

健夜「けど、その「理性」を持たなかったがために……「魂」は「強大な悪」たる精神と「強靭な良心」たる精神に分離してしまったんじゃない?」

アナザー京「おれは「強靭な良心」で……」

京太郎『俺が「強大な悪」なのか?!』


健夜「私の例と比べてみれば納得がいくんじゃあないかな」

健夜「私の場合は、「この世界の小鍛治健夜」に該当する肉体が既に「強力な理性」そのものだったからね。柱の一族だから」

健夜「だから、精神の分裂なんて起きなかった……けど、人間の幼児の貧弱な肉体ならそれは阻止できない……違うかな?」

アナザー京「さぁな……分からねえよ。宇宙開闢以来初めてのことだろうからな……こんなことは」

健夜「まぁ、そうだね……あくまでも推論でしかないよ。この健夜の頭脳が導き出した結論に誤りはないと思うけどね」

アナザー京「……」


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