過去ログ - 【オリジナル・安価＆コンマ】宇宙を駆ける者たちの物語Part２
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279:名無しNIPPER[saga]
2019/03/15(金) 00:38:42.11 ID:ZByRjN2/0
「…カルティエさんには申し訳ありませんが、色々な方に話を聞いてから…」

「最近では、助けることが間違っているんじゃないか…って、そう思うようになり始めたんです」

「………！？」

ハッと顔を上げ、呆然とリヒトを見つめるカルティエ。信じていた人に裏切られたような、そんな表情をする。

「…だから、俺を引っ叩いてください。好きなだけ責めてください」

「…そして、俺の迷いを殺してください。カウンセラーさん」

「…何よ、それ…。そんなこと、どうして私に頼むのよ…」

「分かってるくせに…！カウンセラーなんて肩書だけで、ただの売春婦だって知ってるくせに…！」

幾筋もの涙を流しながら、リヒトに縋るカルティエ。もう、殴るような気力すら無かった。

リヒトは静かに、時を待つ。カルティエ自身が答えを出す、その時を。

本心はもう伝えきった。後は、彼女に委ねるしかない。


０１〜１０：カルティエの心はどうしようもないほどに荒んでしまった。
１１〜７５：キャパシティを越え、錯乱してしまう。
７６〜９５：精神は少しだけマシになったが、リヒトに依存する。
９６〜９９：今までの自分を見つめ直し、改心した。
００：NTとかイノベイター的な裸空間での対話が発生する。

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