過去ログ - NARUTOにまた異物が紛れ込みました Part.5
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811:ゾロ目寄せ0回やり直し2回(1/5) ◆.5dCvMNp2o[saga]
2019/04/05(金) 02:12:40.43 ID:CunoJD6mo
シャチがもし冷静な判断力を失っていたら、更に木遁を使って殺していただろう

しかし木遁はシャチにとって以前までの万華鏡写輪眼と同じであり、易々と出してはいけないものであることを理解している

そしてシャチは須佐能乎の剣ではなく、拳で君麻呂を叩き潰した
それによって色々と話がややこしくなった



君麻呂は幼少期に一族が滅んで路頭に迷っている時に大蛇丸に助けられ、それから洗脳紛いな教育を受けながら大蛇丸を崇拝するようになった

別にその教育のおかげで崇拝するようになったわけではなく、路頭に迷い、死を待つだけだった彼に戦う術や生きる道を与えた大蛇丸に感謝をして、恩を返すべく生きてきた

さて、いきなり話が変わるが、一目惚れという言葉を知っているだろうか?
初対面の人に一目見ただけで惚れてしまうことをいう

本能的な見た目の好みや匂いなどのフェロモンなどの要素、更にその人の惚れっぽさなどもあるのだが、人はすぐ直前まで思っていたことを180度変えて、強い思いを抱くことが出来る

君麻呂「……ああ、そういう事だったのか」

君麻呂は全身粉々な身で、荒ぶる侍乙女なチャクラに包まれたシャチを見て思った

一族が滅んだのも、大蛇丸に救われたのも、大蛇丸を崇拝していたのも、そしてこの場の戦いに自分が来たことも

全てはうみのシャチ様に出会うためだったのだと

彼は意味もなく、唐突に訳が分からないが、そう確信した

これまでの大蛇丸への崇拝を即捨てて、呪印の力を更に絞り出して、無理やり倒れている体を持ち上げる

それにはもちろんシャチは警戒する

シャチ「……殺し損ねちゃったけどまだ立つなら更に追撃するよ」

今度こそは殺す! とシャチは須佐能乎の剣を君麻呂に向けたのだが

君麻呂「どうか僕を貴女様のしもべに、いえ犬にして下さい……! 貴女様はとてもお強い。今の僕では貴女様をお護りすることは出来ないと思います。ですがどうか、貴女様の指示になら何でも従う犬にして頂けないでしょうか!!」

シャチ「…………はぁ?」


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