過去ログ - 【魔法少女まどかマギカ】俺「安価でワルプルギスの夜倒す」part10 -SS速報VIP

過去ログ - 【魔法少女まどかマギカ】俺「安価でワルプルギスの夜倒す」part10

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5:名無しNIPPER[saga]
2019/03/26(火) 22:39:39.49 ID:KGUKTAl30
俺「それで俺も一晩考えたんだが…」

ほむら「うん…」

俺「…やはり俺のような奴がほむらのような一途な子と付き合ってはいけないと思うんだ」

ほむら「いけないって…？…」

俺「俺は確かに俺だが、今ここにいる俺は他人に興味なんて無くて自分さえ助かれば良いと思ってる男だ」

ほむら「それは…」

俺「本当はほむらが好きなのは、お人好しで時にはほむらの為なら自分の命すら懸けられる熱い奴なんじゃないのか？」

ほむら「だけど…」

俺「…。」

俺「自分の気持ちを偽るのは俺もしたくない…。だから、はっきり言うよ…」

俺「ようやく救われた俺は…ほむらを好きになれないんだ…。分かってくれ…」

ほむら「…。」ﾎﾟﾛｯ

俺「ほむらは俺の為に頑張ってくれたのに、こんか結果になってしまって、本当にごめん…」ﾍﾟｺﾘｯ

俺「でもお互いに自分の気持ちに嘘をついて付き合ったって、幸せにはなれないと思うんだ…」

ほむら「……。」ｸﾞｼｯ

俺「ほむらはかなり美人だし、文武両道だからこれから先の人生で、きっと俺なんかよりももっとほむらの事を愛してくれる人が現れる筈だ。だから…」

ｻﾞｯ

俺「だから…俺の事はもう忘れてしまって…」

俺「…。」

俺「…あれ？」ﾑｸﾘ

俺「…。」ｷｮﾛｷｮﾛ

ｼ-ﾝ...

俺「消えた…」

俺「…。」

俺「ほむら…。本当にごめんな…」

俺「…。」

ーーこうして、暁美ほむらは俺の前から姿を消し、二度と現れる事は無かった…
魔女になってしまう前に何処か人目のつかない場所で自害したのかもしれないし、もしかすると……

それから10年の月日が経過し、俺は高校、大学と色んなスポーツに打ち込んでみたがどれもしっくり来ず結局小学生の担任になり、まどかは保育士になった

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