過去ログ - 須賀京太郎は静かに暮らしたい 和「第4章ですね」【咲-Saki-安価】
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948: ◆Rcg5z0T7ZfzG[saga]
2019/04/19(金) 05:49:24.01 ID:ZJxF1E720
京太郎「この須賀京太郎たっての「お願い」だッ!!どうか聞き入れてもらえないだろうかッ!?」

健夜「……そっか。「お願い」か」

健夜「いいよ。確か、あと1つだけ「お願い」していいことになっていたよね。その扱いで受け容れるよ」

京太郎「あ、ああ……ありがたい」

健夜「けど、その1つの「お願い」に……2つの病の治療まで含めるのは違うんじゃあないの?」

京太郎「う……!」

健夜「誰を治したいんだか知らないけど、人間は元々寿命の短い生物……」

健夜「生まれてから瞬きをする間にも死んでしまうような矮小な存在でしょ……」

健夜「病で死んでしまうというのなら、それもまた必然……取るに足らない現象だよ」

健夜「それを無理やり、この健夜の英知まで利用して生き永らえさせようというのは、自然の理に反する……」

健夜「この世界では毎日毎日大勢の人間たちが哀れに死んでいく……この健夜からすればそれはどうでもいいこと」

アナザー京『……』

健夜「この健夜は志の無駄に高い医者なんかじゃないから……救える命は無数にあるけど、別に救う気なんてさらさらない」

健夜「なのに京太郎。あなたは自分の望む特定の誰かだけを、この健夜の力を借りて治したいと考えている……」

京太郎「……」


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