過去ログ - 男「僕の生徒は亜人だらけ」サレム「例え5回目だとしても私は諦めない」
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人外好き
◆HQmKQahCZs
[saga]
2019/07/04(木) 22:12:59.73 ID:FpIx4iGQ0
ルーティ「えっと、それで、一体私に、ご用ですか?」
エグゾ「なに、俺から序列を奪ったやつがどんな奴なのか見たかっただけだ」
エグゾ「こんな弱そうなやつとは思わなかったが」
弱いです。私はよわよわです。だからなんで私が序列第1位に選ばれたんでしょうか。
ルーティ「あ、あの、お姉ちゃん」
エグゾ「あぁん!?」
ルーティ「ひぃっ」
エグゾ「あ、すまねぇ。女扱いされるのが久しぶりだったもんでな」
エグゾ「で、なんだ」
ルーティ「わ、私、後継者になんて、なりたく、ないです」
怖いことも、痛いことも大嫌い。それにここは男の人がいっぱいで、怖いんです。
絶対私はマフィアになんて向いてない。
エグゾ「………マフィアのボスになったら望むことなんだってできるぞ。金も男も我儘にできる。誰しもが夢見てる地位だ」
金も男もいらない。私は………
私は何がしたいんだろう。今まで偽物だった私は何がしたいんだろう。
………あ。あれだけは嘘じゃない。
先生が今まで優しくしてくれたこと。そんな先生を好きになったこと。だから
会いたいよ。先生。
ルーティ「い、いらないです。普通に、生きれれば、それで私は十分、です」
エグゾ「へぇ。欲がないやつだな。しかしなんでこんなお前が」
「ルーティ様……とエグゾセ様もいらっしゃったのですか」
エグゾ「親父が呼んでるのか?」
「えぇ、エグゾセ様も一緒にと」
エグゾ「そうか。じゃあ行くぞルーティ」
そういってお姉ちゃんは私の手を引いてくれました。
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