過去ログ - 男「僕の生徒は亜人だらけ」サレム「例え5回目だとしても私は諦めない」
1- 20
426:人外好き ◆HQmKQahCZs[saga]
2019/08/10(土) 21:39:53.06 ID:f7oSx5wM0
〜入学案内 その1〜

【学園温泉 五徳の湯】

学園が建つ前、ここがまだ古びた温泉街だったことから存在する温泉。

源泉は地下1800メートルからくみ上げられた18度の冷温泉を加温して利用している。

温泉の質はカルシウムを含む二酸化炭素泉であり、乳白色で発泡している。

効能は大きく5つあり、疲労回復、美肌、骨折等の骨異常、集中力向上、恋愛運上昇。このことから五徳の湯と呼ばれる。

低温、中温、高温の三種類に分けられ、一般的に低温は植物族や水中種族等が好み、中温は人間、獣人、昆虫族等が好み、高温は竜人や鬼等が好む。

その他にも種族に応じて水深や温泉の構造も多様化しており、さらに温泉部のエンターテイメント性に富んだ改修により、迷宮化している。そのため初めてこの温泉に入った者が無理をして奥まで入り込み逆上せてしまい倒れることがある。

一日平均35人がのぼせ、13人が溺れ、3人がマリアに襲われ、温泉部回収班に回収される。このように多少危険ではあるが、学園内での危険度としては低めのため、規制がかけられることはない。また学生と学園長に温泉好きが多いためという理由もある。

入湯料は生徒の貧富の中央値を取られているため、だいたいの生徒が入浴可能であるが、それでも入れない生徒には温泉特別給付金が支給されるため、温泉に入りたい限りは入浴が可能である。第39期生徒会長により入湯料の無償化が検討されたが牛乳などを卸している購買部と入湯料を部費にしている温泉部の猛反対により頓挫した。そうでなくとも温泉の学園運営には莫大な維持費がかかるため当初からその公約は達成できない所謂人気取り政策であった。

128年前はここまで複雑化した温泉ではなかったが128年前の部長、インキュバスのエンプヘザー・イルクラウドにより改修が始まり、徐々に過激化していった。この改修は複雑化することにより女湯を覗く仕掛けを施すのが目的とまことしやかに噂されているが事実は今のところ確認されていない。そのスクープをゲットしたとされるある新聞部員がいたとされるという噂も流れているが、その新聞部員の情報は一切ないためほら話か学園の闇に触れたため消されたとされている。

学内の中央校舎から歩いて数分のところに位置し、どの校舎からも距離はほぼ同じであり、利用者の割合もほぼ拮抗する。

学園名物の一つであり学園外から入湯に訪れるものも多い。畜産部による厳選された特濃牛乳と温泉部飲食班による温泉卵が人気である。

【関係者】

・ウノハナ兄妹
温泉部に所属するアカナメの兄妹で三助を務める兄のユヅキ、番頭を務めるウヅキはその仕事ぶりから温泉の看板ともいえる存在になっている。ユヅキは助平ではあるものの兄貴肌であり、気風の良い性格をしていることから男性を中心に人気を得ている。
伝説ののぞき穴を探しているうちの一人であり、覗きの常習犯ではあるものの人望(とそこそこのルックスにより)役職を罷免されるに至ってはいない。そんなユヅキであるが女子に引っ張りだこになる日が年に数回ある。それは身体測定の日である。身体測定前の女子は体重を少しでも軽くすることに躍起になっているため、垢すり・マッサージ技術にたけるユヅキへの依頼が殺到するのだ。
ウヅキは番頭であるため文字通り温泉の顔であり、兄と違い人好きのする性格と容姿である。ただし、マナーを守らないものには情けはなく、拷問ともいえる垢すり・マッサージ技術をもって、地獄へと導く。そのことから覗き魔には恐れられているが、彼女に構ってもらうために覗きをする者もいるとかいないとか。ウヅキからの好感度は下がる一方なのでもう少し考えが及ばなかったのだろうか。

・シービー・サラ・ホワイトウォーター
温泉の常連客で、温泉部と同じか、それ以上に温泉を知り尽くす人物。マーメイドであり、水中種族のはずなのだが彼女は熱いお湯を好み、通常なら逆上せてしまうであろう長時間でものほほんと湯につかっている。
眼鏡をかけないと何も見えないために、眼鏡をかけているがその眼鏡はなぜか曇らないし、温度で劣化していないため学園の不思議のうちのひとつとなっている。
温泉初心者は彼女に教授を仰いだほうがいいだろう。でなければ極楽に来るはずがいつの間にかベッドの上で寝ていることになる。案内料は風呂上りの牛乳一本で行きたい風呂の案内や温泉でのマナーを教えてくれる。それで安全な温泉生活を送れるならと彼女に色々と貢ぐ生徒も多い。特にダイエットに効く温泉を尋ねられることが多いようだ。
もし温泉の常連になりたければ彼女と仲良くなるのがいいだろう。基本的には水深の深い高温の温泉にいるがマッサージチェアでもよく目撃されるため男子はそのときに話しかけよう。のんびり屋な彼女は君の疑問を答えてくれるだろう。そしてなぜか男子湯のことも把握していることに気付くだろうが気にしないでおこう。

・サガ・アイスランドゥ
現温泉部部長。温泉を取り仕切っており、彼女を敵に回すと温泉に入れなくなるため敵に回さないほうが良いとされる人物のうちの一人。種族はルムリンまたはオルムルと呼ばれるナーガの一種で温泉の中で生活する珍しい種族である。特徴として背中に瘤があり、ここで呼吸ができるため温泉につかったまま泳ぐこともできるがマナー違反のため、溺れてる客を救うときか、閉めたあとの湯舟でしか使用することはない。
温泉を誰よりも愛するという自負があり、毎日温泉のお湯に話しかけている変人であるが、なぜか彼女は話しかけるだけでお湯の様子がわかり、彼女がほめたお湯は湯触りが良くなる。
温泉には愛情を注ぐ一方、他人には割と無関心であり、温泉を汚すものには容赦なく毒を吐く。
もし彼女と仲良くなろうというのならば温泉を愛し、彼女の無関心さにめげないような強い心がいるだろう。そしてそれを乗り越え親密になったところで彼女はかなりの吝嗇であり、苦労することが多いだろう。

・サルメ・バースパ・テ・ルマエ
現温泉部副部長。種族はレッドキャップであり燃える様な鮮血のような赤髪が目立つ。主に温泉の経営を取り仕切っており、期間限定の商品や、新しい薬湯の開発に努めている。
真面目な一方色々なことを試してみたい知識的欲求が抑えきれないため新しい温泉の開発などに情熱を注ぎ、温泉の迷宮化を促進させる要員となっている。
薬学医学にも強く、温泉部経営班主任かつ、医療班副主任である。
また温泉部経営班マーケティング隊のフョルネとは幼馴染の中で悪友であり、定期的に行われる変なイベントは彼らの暴走が原因である。

【キーワード】

・温泉部
文字通り温泉を取り仕切る部活であり、学内でも有数の巨大組織である。大きく分けて経営系班 実働系班 商業系班の三つからなり、そこから細かな部署に分かれる。
部活ではあるものの部費は売上を運用しており、生徒会の影響下にない珍しい部活である。ただし生徒会とは事を構える気はないため問題を起こすことは少ない。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/446.78 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice