過去ログ - 男「僕の生徒は亜人だらけ」サレム「例え5回目だとしても私は諦めない」
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亜人好き
◆HQmKQahCZs
[sage]
2019/10/22(火) 20:42:30.17 ID:YPG1g4Ku0
ルーティ「いやっ、いやっ」
そんなことしたくない。私の歌は聞かれちゃいけないもの。
愛すらかき消してしまうこの大嫌いな歌声。
エグゾ「だとよ。嫌がってるやつを利用するのが親父のやり方だったか?」
「好みのやり方ではないが。能力を見ればこだわりなんぞ捨てるさ」
「それに拒否権はない。俺ぁ、父親だぞ?」
エグゾ「私は姉だ」
お姉ちゃんが私を抱きしめる力を強くする。これだけが私の支え。
離さないで。
離してしまったらたぶん私は溶けてしまうから。
「反論は一切聞かねぇ。これも組のためだ。分かるだろう?」
エグゾ「こいつは世界の半分をとれるって言うなら、俺は世界の全部を壊してやる」
エグゾ「俺にはこの声があるからな」
「はっ。一度俺の前から逃げたやつがいまさら何を」
エグゾ「俺には守るもんができた。そいつのためならいくらでも突っ張ってやるさ。世界に変えても俺はこいつを守って見せる」
「会ったばかりの妹に情がほだされたのか?」
エグゾ「会ったばかりなんて関係ねぇ。俺は姉だ。妹を守らねぇ姉なんていねぇんだよ。こいつのためならなんだってやってやる」
「無駄な会話は嫌いだぜ俺は。守るだのどうだの口で言うには誰だってできるだろ。なぁ。この世界に必要なのは覚悟よ」
「てめぇ、吐いた言葉飲みこむんじゃねぇぞ、バカ息子!!」
ズキンッ
男の人の眼光に息が止まります。
ドンッ
お姉ちゃんが私を押して、やだ離さないで。
溶けちゃ、う
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