過去ログ - 男「僕の生徒は亜人だらけ」サレム「例え5回目だとしても私は諦めない」
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914:亜人好き ◆HQmKQahCZs[sage]
2019/12/05(木) 20:02:20.87 ID:xIVOEnkF0
一人の少女は焼かれた肌で願った。死にたくないと。

そして魔女は与えた。黒い肌を。

少女は二度と焼けることのない肌の代わり彼女は人のぬくもりを失った。

一人の少女は空腹の中願った。おなか一杯食べたいと。

そして魔女は与えた。黒い舌を。

少女は何でも食べれるようになった代わりに味覚を失った。

一人の青年は絶望の中願った。大切な人たちを守りたいと。

そして魔女は与えた。黒い脚を。

青年は大切な人を守った代わりに、大切な人に裏切られた。

一人の少年は願った。もう一度あの歌が聞きたいと。

そして魔女は与えた。黒い耳を。

少年は耳が聞こえるようになった代わりに、人の心の怨嗟を聞いた。

魔女に毒されたものはさらに永遠の命を手に入れた。

雨風にさらされようと風化しない永遠の体を。

いつしか呪いを受けたものは願った。安寧を得たいと。

そして呪いを受けたものは集まり、一つに溶けあった。

そして今も死を求めて旅をしている。

そして今も魔女を[ピーーー]ために旅をしている。


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