過去ログ - 千歌「ポケットモンスターAqours!」
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12: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/04/28(日) 13:48:53.63 ID:WoQi+oWD0

曜「あ、はい! ラプラスー!」


海に向かって名前を叫ぶと

 「キュゥー」

少し遠目の海岸にラプラスが顔を出したのが見える。


曜「ラプラスがいます!」

鞠莉「なるほど……」

曜「どっちにしろ、さっきのポケモン……? アワシマの外に飛んで行きましたよね? それなら海を渡る手段が必要だと思います!」

鞠莉「Hmm...OK. じゃあ、すぐに身支度済ませてくるから、二人とも海岸で待っててくれる?」

千歌「はい!」

曜「了解であります!」





    *    *    *





──アワシマの浜辺にて。


千歌「なんか大変なことになっちゃったね」

曜「あはは、そうだね……」

千歌「さっきの……南の方に飛んで行ったよね。あれってポケモンなのかな?」


これから海の上を運んでくれるラプラスを撫でながら、ぼんやり呟く私に、


鞠莉「──半分ポケモンよ」


研究所の方から戻ってきた鞠莉さんがそう答える。


千歌「半分?」

鞠莉「……あれはロトムって言うポケモンなんだけど。家電に住み着くゴーストタイプのポケモンなの」

曜「ロトム? 千歌ちゃん知ってる?」

千歌「うぅん……知らない」

鞠莉「ちょっと珍しいポケモンだからねぇ……。最近カロスの方で開発された、ポケモン図鑑とロトムを一体化させた、ロトム図鑑って言うものの話を聞いて私も試してみたんだけど……」


聞きなれない単語の羅列に私は眉を顰めた。


千歌「ポケモン図鑑……? ロトム図鑑……??」


カロスって言うのは地方のことだってわかるけど……確か、しいたけ──じゃなくて、トリミアンが主に分布してる地方だったよね。

説明を聞きながら、私たちはラプラスの背に乗る。


鞠莉「あ、えーっと……後で話そうと思ってたんだけど、ポケモン図鑑。自動で出会ったポケモンたちのデータを登録してくれる、ハイテクな図鑑よ。今回初心者Trainerを集めたのも、この図鑑のデータを収集してもらうためだったんだけど……」

曜「じゃあ、もしかして、半分ポケモンって言ってたのは……」

鞠莉「ええ、あなたは察しがいいのね。ポケモン図鑑を乗っ取ったロトムよ」


話を聞いていて、私はあることに気付く。



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