過去ログ - 千歌「ポケットモンスターAqours!」
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20: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/04/28(日) 14:02:39.68 ID:WoQi+oWD0

 「メッ!!」


しかし、メレシーはすぐに正気に戻ったようで、しいたけに向き直って、岩を飛ばしてくる。

──“うちおとす”だ!!


千歌「しいたけ!」
 「ワフッ!!」


しいたけは私の声に反応して、首を一振り。飛んできた岩を頭で弾き飛ばす。

しいたけの特性“ファーコート”は防御を著しく上昇させる特性。

小さな岩くらいでは体当たりの勢いが止むことはない!

 「ワォ!!」

ゴツン!! と言う鈍い音がする。

しいたけの“たいあたり”が炸裂した──んだけど


 「メ…」


岩の窪みにすっぽり嵌った、メレシーはびくともしない。


千歌「しいたけ! 大丈夫!?」
 「ワフッ!!」


有り難い事にしいたけは、自慢のファーコートのお陰で堅い岩にぶつかってもダメージが跳ね返ってくることはない。

だけど……。


千歌「ここからどうしよう……」


完全に膠着状態だ。

そのとき──


 「ヒノ…」


戦っている真っ最中のメレシーの岩の下から、微かにだけれど……か細い鳴き声が私の耳に届いてきた。





    *    *    *





 「ロトトトトトト」


──洞窟の中に鳴き声が響く。


曜「研究所の前で聞いた鳴き声……!」

鞠莉「ロトム!! どこにいるの!? 出てきなさい!!」

 「いやロトー」


鞠莉さんの声に返事が返ってくる。──返事?



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