過去ログ - 千歌「ポケットモンスターAqours!」
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8: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/04/28(日) 12:31:57.47 ID:WoQi+oWD0

──アワシマ。

ウラノホシタウンとウチウラシティを南北に繋ぐ道路──1番道路。その西側に面している海にその島はあります。

ラプラスを岸に付けて、私たちはアワシマへと降り立つ。


曜「ラプラス、じゃあまたあとでね」
 「キュー」


曜ちゃんがそう言うと、ラプラスは再び海へと潜って行く。


千歌「ラプラス、ボールに入れないの?」

曜「どっちにしろ島から出るときも乗るし。それに……」

千歌「それに?」

曜「普段ボールに入れてなかったから、ちょっと抵抗あって……」

千歌「あーわかるかも……」


私も、しいたけをボールに入れるのに抵抗があって、旅立ちまでに慣れておけって美渡姉に言われて、ボールに入れて持ち歩く練習とかしたなぁ……。


曜「私も、しいたけみたいに慣れないとなんだけどね。それこそ、陸を行くときはボールに戻さないといけないし」

千歌「ラプラスじゃ長距離歩けないもんね」

曜「もともと海のポケモンだから、長時間陸を歩かせるとケガしちゃうかもしれないしね」


そんな話をしながら、研究所に向かって歩を進めていると──


 「ロトトトトトトト!!」


……と、奇妙な鳴き声が目的地の方から聴こえてくる。


千歌「……?」

曜「……ポケモン?」


次の瞬間。

今度はガラスが割れるような、音が響き渡る。

音と共に、


 「ロトトトトトー」


板状のポケモンらしきものが視界の先に見えていた研究所から飛び出してくる。


千歌・曜「「!?」」


そのポケモンは手……っぽい場所にモンスターボールを持っている。

私たちが目の前で起こった状況を飲み込もうとしている場所に、更に


 「ちょっと待ちなさーい!!」


と叫びながら研究所を飛び出してくる若い女性。


曜「今度は何……?」


その容姿は金髪に左側頭部に特徴的な6の字のような形に髪を結んだ女性──というか見たことある。



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