過去ログ - 千歌「ポケットモンスターAqours!」
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◆tdNJrUZxQg
[saga]
2019/05/10(金) 01:43:25.33 ID:Q+x1d3Jo0
迫り来る雪の塊。
その光景にマルは唖然として立ち尽くしていた。
* * *
──こちら堕天使。
真っ白な飛空挺はそこまですごいスピードというわけではなく、南東に向かって旋回している真っ最中だ。
しかし、それにしても……。
善子「なんてでかさよ……!!」
豪華客船クラスの大きさの船が空を飛んでいると思ってもらえればわかりやすいだろう。
大きなウイングとボディに大量に取り付けられたプロペラたちが絶えず大きな音を響かせている。
善子「何で山奥になんか逃げてるのかって思ってたけど……こんなの隠すには、山奥しかないわよね」
とにもかくにも……空中で手をこまねいている場合じゃない。
善子「ヤミカラス、とりあえず甲板へ!」
「カァーー!!!」
私たちは飛空挺目指して、羽ばたく。
* * *
花丸「も、戻ってデンリュウ!! ハヤシガメ!!」
「ガメッ!!!」
その光景の現実感のなさに、足が止まってしまった。
飛空挺が飛び立つときの振動と轟音で、雪崩が発生したんだ。
我に返ったときにはもう雪崩はすぐ傍で、岩陰を探す暇もなく。
花丸「ハヤシガメ!! “せいちょう”!!」
「ガメッ!!!!」
マルは“せいちょう”して、僅かに重くなったハヤシガメの体に掴まる。
直後、真っ白な雪崩はマルたちを一気に飲み込む。
花丸「ず、ずらぁ……!!」
「ガ、ガメェ!!!!」
花丸「ハ、ハヤシガメ、頑張って……!!」
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