過去ログ - 千歌「ポケットモンスターAqours!」
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859: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/10(金) 12:47:03.05 ID:Q+x1d3Jo0

ダイヤ「……果南さんの言う通りですわ。すみません、少し自分を見失っていました」


声にいつもの調子が戻ってきた。


千歌「果南ちゃん、すごい……」

果南「ま、ダイヤとは付き合い長いからね」

曜「それより、ルビィちゃんのことって……?」

千歌「あ、うん、説明する」


私は曜ちゃんに事態の説明を始めた。





    *    *    *





善子「……さて、出てきてアブソル」

花丸「ずら?」


私はアブソルを外へ出す。


 「ソル」

善子「ごめんね、アブソル。結局、飛空挺からは逃げることになっちゃったけど……」
 「ソル」

善子「ここからはまた、自由に貴方の目的を追いかけていいから」

花丸「ずら!? 善子ちゃん、アブソル逃がしちゃうの?」

善子「そりゃまあ……今回は目的が一致したから、一時的に捕獲してただけだしね」


アブソルを縛っておく権利は私にはない。

だけど──

 「ソル」

アブソルは私の前で、体を伏せる。


善子「アブソル……?」


そして、毛づくろいをするように、首を曲げて自分の体毛の中の何かを探すような素振りを見せた後、

──そこから何かを咥えて、差し出してくる。


善子「何……?」


私はそれを手の平で受け取る。

小さな、宝石のような珠……。



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