過去ログ - 千歌「ポケットモンスターAqours!」
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864: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/10(金) 13:01:56.91 ID:Q+x1d3Jo0

確かにこうして纏めてみると、グレイブ団のやってることにはある程度の一貫性がある気はする。


真姫「……じゃあ、それらはいいとしても、ゴーストタイプが大量発生してるのはなんで?」


ただ、真姫さんが言う通り、ゴーストタイプを大量発生させてるのもグレイブ団の仕業だとしたら、その目的がよくわからない気がする。


ことり「グレイブ団が、人為的に繁殖させた個体を逃がしてるか……なんらかの方法で呼び出して、町を襲うように指示してるんだとは思うけど……」

海未「確かに、ここまでの話と関連付けるには、少し一貫性がないですね……」

善子「くっくっく……この世界を恐怖の闇に落とし込むために──」

花丸「やめるずら」

ダイヤ「確かにそこの目的はまだわかりませんが……ただ、彼女たちが最終的に向かおうとしている場所はなんとなくわかりますわ」


──向かおうとしている場所。

ダイヤさんの言葉を受けて、鞠莉さんが、


鞠莉「……クロサワの入江ね」


そう結論を出す。


ダイヤ「はい」

海未「襲撃を受けた入江ですね……確かに宝石との関連性も高い」

ダイヤ「現在の飛空挺の進路の延長線上でもありますし、間違いないと思いますわ」

海未「……なるほど」


海未さんは一通り話を聞き終えて、少し考えたあと、


海未「これから私たちがやるべきことは3つです」


指を3本立てる。


海未「1つ目は地方全体の戦えない人たちをゴーストポケモンから守ること。特に子供は攫われる危険もあります。これは各地のジムリーダーが担当した方がいいでしょう」

真姫「そうね」

海未「2つ目は伝説のポケモンを止めることです。目的はわかりませんが、グレイブ団の首領・聖良が呼び出した以上、彼女は確実にそのポケモンを使うでしょう。それを止める人員が必要です」

果南「それは私が行くよ」

海未「はい、私も果南にはお願いするつもりでした。それと……ダイヤ、貴方にもお願いしたいのですが」

ダイヤ「……!」

海未「クロサワの入江で何かをしようとしているなら、地形や土地に詳しい人間が居た方いい。その分手薄になる町の防衛は四天王の方でも協力しますので」

ダイヤ「わかりました……! 必ず、討ち取ってみせますわ」

鞠莉「二人が行くなら……わたしも行くわ」

ダイヤ「! 鞠莉さん……!」

鞠莉「ただ、戦って倒すだけじゃ、もし復活したときに困る……捕獲を視野に入れて3人で戦う」

果南「捕獲……って言っても、もう聖良のポケモン扱いなんじゃない? 捕獲出来るの?」


捕獲されているポケモンは、ボールに紐付けされてしまうため、捕獲したときのボールにしか入らなくなってしまう。

果南ちゃんの当たり前のような懸念に対して、鞠莉さんは、


鞠莉「出来るわ」


即答した。



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