過去ログ - 千歌「ポケットモンスターAqours!」
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867: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/10(金) 13:07:53.51 ID:Q+x1d3Jo0

今度は私と曜ちゃんの図鑑が鳴り出す。

次の瞬間──

空の何もない空間から、


 「とう」


人が飛び出してきた。

紫の髪を左右でお下げにしている女性。


海未「希……!!」


海未師匠は彼女を見て名を呼ぶ。希さんというらしい。

そして、その人に手を引かれて、


梨子「きゃああああ!?」


梨子ちゃんが飛び出してきた、


千歌「梨子ちゃん!?」

梨子「び、びっくりした……千歌ちゃん、久しぶり」


梨子ちゃんがよろよろと立ち上がりながら、私に向かって手を振る。


海未「……それで希、待てとはどういうことですか?」

希「どうもこうもないんやない? 海未ちゃんは一般トレーナーを敵地の中心部に送り込むつもりなん?」


希さんはそういいながら渋い顔を海未師匠に向ける。


海未「……千歌は私が認めた優秀なトレーナーです。問題ないと判断しました」

ことり「うん! 曜ちゃんもことりが鍛えたから、戦えるよ!」

希「そういう話をしてるんやない。一歩間違ったら命に関わる規模のことなんよ? ウチは任せるべきではないと思う」


庇ってくれる二人の師匠の意見を切り捨てるように、希さんが私たちの作戦参加への反論をする。


千歌「そ、そんなぁ!!」

梨子「待ってください、希さん……!」


そんな希さんに異論を唱えたのは、梨子ちゃんだった。


希「?」

梨子「危険なのは皆、重々承知だと思います……でも自分の生まれ育った地方の危機に、じっとしてなんか居られないと思います」

希「……自分も連れてって欲しい言うから、何事かと思ったら……キミも戦うつもりなんやね」

梨子「はい……!」

千歌「梨子ちゃん……!」


そしてその意見を後押しするように、


真姫「……梨子の言う通り、気持ちの問題もあるし、ここまで話をして、黙ってみてろって言うのも、それはそれで酷なんじゃないの?」


真姫さんがフォローを入れてくれる。



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