過去ログ - 千歌「ポケットモンスターAqours!」
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876: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/10(金) 15:19:06.69 ID:Q+x1d3Jo0


    *    *    *




──クリスタルケイヴ。


 「フィーー!!!!」

梨子「メガニウム! “しぜんのちから”!!」
 「ガニュー!!!」


岩が地面からせり出し、エーフィの“サイケこうせん”を防ぐ。


梨子「“はっぱカッター”!!」


隙をついて、攻撃をするが、

 「フィー!!!」

念力によって、軌道を捻じ曲げられて、攻撃は届かない。


梨子「やっぱり、直線的な攻撃じゃダメだ……!!」


狙い撃ちにされないように、ケイヴ内をメガニウムと走りながら考える。

攻撃の手を増やす?

いや、直線的な攻撃のままだったら、たぶん結果は変わらない。

希さんとのジム戦のようにブラフを混ぜる?

いや、これもたぶん大した効果はないだろう。

希さんのように、私の思考を直接読んでるわけじゃない。

見てから対応できるくらいレベルも高いし、戦闘勘がいいんだ。

速度で攻める?

しかし、すでに“サイコフィールド”を展開されて、先制技は防がれる。

攻め手がことごとく封じられている。


梨子「せめて、夜なら……!!」


“あさのひざし”で回復するエーフィ相手なら、夜の方がやりやすいが……。

夜まで待ってる余裕はもちろんない。

洞窟内なら、暗い……と思いきや、クリスタルケイヴは透明な湖底がすぐ上にあるせいで、日が差し込んでくる。

せっかくの洞窟なのに、エーフィに対して地の利が取れていない。


梨子「地の利……?」


ふと、頭の中にアイディアが過ぎる。

それ、ありなのかな……? ……いや、これは普通の試合とは違う。あくまで勝ちを取りに行くことが重要なんだ。

試してみる価値はある。


梨子「お願い! ピジョット!」


私はピジョットを繰り出し、作戦を遂行する準備を始める──





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