過去ログ - 千歌「ポケットモンスターAqours!」
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878: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/10(金) 15:21:17.62 ID:Q+x1d3Jo0


    *    *    *



──音ノ木。


 「ランクルッ」


ランクルスが拳を握り込むと、

──バツン、と音を立てて近くの空間が握りつぶされる。


善子「ヤミカラス!! もっと速くっ!!」
 「カァカァ!!!!」


あんな力技に直撃したら、羽根をもがれて、ジ・エンド。

こんな高所で飛行手段失ったら即死よ、即死!?

私はヤミカラスに掴まりながら、音ノ木の周りをぐるぐると周りながら上昇していく。

そんなことを考えている間にも、

──バツン!


善子「きゃぁっ!?」


すぐ近くで握りつぶされた空間が破裂音をあげる。


善子「くっ……ムウマ!!」
 「ムマァ!!」


私は逃げながらもムウマをボールから出す。


善子「“シャドーボール”!!」
 「ムマァー!!!」


ムウマから放たれる影の弾で攻撃するも、


 「ランクル」

ランクルスが拳を握りこむような動作をすると、“シャドーボール”ごと空間を押し潰して消滅させてしまった。

レベルが違いすぎる。


善子「あの腕、どうにかなんないの!?」


私はヒントを求めて図鑑を開く。

 『ランクルス ぞうふくポケモン 高さ:1.0m 重さ:20.1kg
  発揮した サイコパワーを 使い 特殊な 液体で
  作られた 腕を 操り 敵を 砕く。 その力は 凄まじく
  握力だけで 岩をも 握りつぶす。 高い 知能を 持つ。』


善子「直接食らったら、それこそヤバイじゃない……!」


逃げるだけで精一杯なのに、近接戦もリスクが大きい。

──バツン!!


 「カァ!?」
善子「っ!?」


今度の攻撃はさっきよりも更にヤミカラスの付近を掠める。



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