過去ログ - 千歌「ポケットモンスターAqours!」
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897: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/11(土) 00:18:09.90 ID:XqTkDbxP0

■Chapter064 『覚悟と勇気』 【SIDE You】





──これはかっこよさ部門に挑戦する前、ことりさんとカメールの育成をしているときのことだった。


ことり「モクロー! “リーフブレード”!」
 「ホホー」


ことりさんが指示を出すと、モクローが弾丸のように飛んでくる。

それは余りに速くて、


 「カ、カメー!!?」
曜「!? カ、カメール!?」


気付くとカメールが吹っ飛ばされている。


曜「大丈夫!? カメール!?」
 「カメ!!」

ことり「…………」

曜「よし……! 反撃を──」

ことり「……一旦ストップ、休憩しよっか」

曜「え?」


ことりさんはバトルを中断して、私の元へと歩いてくる。


曜「私……なんかダメだった?」

ことり「うーんと……前から気にはなってたんだけど……」

曜「?」

ことり「……ちょっと、ごめんね」

曜「え?」

ことり「モクロー」


ことりさんがモクローを呼ぶと、

 「ホホッ」

フィールドの定位置で待っていたモクローがこっちに飛んでくる、

──私の方に向かって一直線に。


曜「わわ!?」


思わず、びっくりして身を引く。


曜「び、びっくりした……」

ことり「……やっぱり、曜ちゃん」

曜「?」

ことり「ポケモンやポケモンの攻撃が目の前に近付いてくると……目をつぶる癖があるね」

曜「え!?」

ことり「すごく離れてれば大丈夫だけど……バトルフィールドの中心線ぐらいの距離から、自分側に向かってくるポケモンや攻撃に対して咄嗟に目をつぶる癖があるみたい」



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