過去ログ - 千歌「ポケットモンスターAqours!」
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899: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/11(土) 00:24:34.64 ID:XqTkDbxP0

曜「ラプラス!!! 回避して!!!」
 「キュゥーー!!!!!」


大きく旋回しながら、オーベムの“チャージビーム”を回避する。


曜「ダダリン! “アンカーショット”!!」


指示をしてから数テンポ遅れて、海中からダダリンの錨が飛び出してくる。

だが……。


 「オーベベム」

曜「く……また避けられた……!」


大振りなアンカーは海上をホバリングしながら、移動するオーベムには全く当たる気配がない。


曜「カメックス! “ハイドロポンプ”!!」
 「ガメーー!!!!」


傍らを泳ぐカメックスが、背中を海上から出して、水砲を発射するが、

 「オベベベーム」

これも外れ。

むしろ最初は掠っていた攻撃を逸らす形での防御だったのに、もはや完全に回避されている。時間を経るほどに命中精度はどんどん悪くなっている。

相手がこっちの攻撃に慣れてしまったんだ。


曜「く……そ、それなら……」
 「キュゥー」


ラプラスを前進させる、距離が遠すぎて、見てから回避が出来てしまうのが原因なんだ。

それなら、近付けば。

──なのに。

 「オベベベーム」

オーベムが腕を上げて、攻撃姿勢を取った瞬間、


曜「……っ!!」


身体が固まってしまう。

 「ガメーー!!!!」

私に向かって飛んできた、“チャージビーム”と“シグナルビーム”をカメックスが咄嗟に水砲で撃ち落す。


曜「あ……ご、ごめん、カメックス……!」
 「キュゥ…」


そんな私の様子を見て、ラプラスは再びオーベムから距離を取る。

こんなことの繰り返しだ。


曜「……っ」


ことりさんと訓練したのに、

ゴーストポケモンたちの退治のときは少しはマシだったのに。

明らかに自分より強い相手がこっちに攻撃を向けてきていると思うと、身体が固まってしまう。


曜「私……っ」



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