過去ログ - 千歌「ポケットモンスターAqours!」
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939: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2019/05/11(土) 11:31:06.54 ID:XqTkDbxP0

曜「ま、待って! 花丸ちゃん!」

花丸「……?」

曜「冷静になって? 花丸ちゃん、水中で戦えるポケモン持ってないよね? ここで突っ込んでもまた同じ結果になるだけだよ?」

花丸「ずら……」

曜「引き摺り込まれたとき、手持ちは外に出してたの?」

花丸「……う、うん。上の階層にドダイトスとデンリュウを置いてきちゃってるずら……」

曜「それなら、一旦合流した方がいいよ。このままの状態は花丸ちゃんにとっても、花丸ちゃんの手持ちにとっても良くないし」


ここは敵地である以上、自分の手持ちは自分の目の届くところに置いておかないと、何が起こるかわからない。


曜「ブルンゲルは、私が倒すから」

花丸「曜ちゃん……」

曜「水中戦なら、誰よりも戦えるのは私だから、任せて!」

花丸「……わ、わかったずら」


花丸ちゃんは私の言葉を聞いて、冷静さを取り戻したようだ。


花丸「ゴンベ! ウリムー!」
 「ゴンッ」「ウリッ」

花丸「“かぎわける”でドダイトスとデンリュウのニオイを探して!」
 「ゴンッ!」「ブー」


ゴンベとウリムーはくんくんと鼻を鳴らして、歩き出す。


曜「よし……じゃあ、行って来るね」


私は再びゴーグルと呼吸器を装着し、

 「ガメ」「キュウ」

水槽の着水口に、カメックスとラプラスを繰り出す。


花丸「曜ちゃん……気をつけてね……!」

曜「ん、花丸ちゃんも!」


私は花丸ちゃんに敬礼したあと、水中へと飛び込んだ──。





    *    *    *





──さて、水の中で上下左右を見回す、

すると、水槽の下の方からピンク色の物体が浮かんでくる。

さっきのブルンゲルだ、


 「キュウ」「ガメ」「タマ」


私の周りにはラプラス、カメックス、タマンタの3匹。

さすがにこの狭い空間でホエルオーは出せない。

私はブルンゲルに向かって、腕を横向きに薙ぐジェスチャーをする。



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