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過去ログ - 【安価】オルランドゥ大武術会3【コンマ】

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895: ◆Try7rHwMFw[saga]
2019/06/23(日) 23:23:58.47 ID:wJLsh/rlO
僕としては飲みたい。……ただ、カーティスがどう思うだろうか。

すると、トンプソンがニコリと僕に笑いかけた。

「貴方のことは知っていますよ。クラン・オーディナル。あなたがどういう存在であるかも」

「……え？？」

僕の背中に冷たいものが流れた。……こいつは、一体……？？

「何者？と思ってるでしょうね。申し訳ない、それは言えないのです。
ただ、世界の命運を貴方が握っているのは知っています。ある意味、この場における最重要人物が貴方であることも。
……争いは、望まれないようですね」

僕は思わず頷いた。トンプソンは満足そうに「さすがです」と応えた。

「講和の条件です。まず、こちらからの侵略・ならびに干渉は今後一切行いません。
この姿見――もう隠す必要はないですが、『転移装置』の大型版です――の機能もこちらから切っておきます。
あなた方が使いたい、と思う分には私にご一報を」

すっと流れるように僕に名刺を渡された。

「その他には」

「モリブスに来られる場合、極力ご協力しましょう。闇ギルド関連であれば、少なくとも私は協力できます。
主流派は相当あれに冒されている。私としても何とかしたいのです。
ああ、もし生きていたらですがカーロスや槍術のアストンはそっちで処理してくれて結構です」

「見返りは？イーリスに要求するものもあるだろう」

カーティスの問いに、トンプソンは静かに笑った。

「ほとんど何もありませんが……強いて言うなら、モリブスと事を構えないでほしいということですかね。
あと、闇ギルドの殲滅依頼があれば、協力して頂きたいですが……。
特にイマーラ・ランドルス様のお弟子である貴方には、無縁な話ではありますまい」

彼が僕を見た。……この男、どこまで知っているんだ？

「何故それを」

※50以上で種明かし

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