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過去ログ - 【安価】オルランドゥ大武術会3【コンマ】

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955: ◆Try7rHwMFw[saga]
2019/06/25(火) 20:45:03.31 ID:zz5mA/RqO
「どうぞこちらへ」

部屋に通されると、ベッドから身体を起こしたサマートさんと、初老の上品そうな婦人がいた。奥さんだろうか。

「おう、来たな。英雄殿のご帰還だ」

「英雄だなんて、そんな。カーティスさんの方が、ずっと活躍してましたよ？アーヴィングを倒したのも彼ですし」

「しかしお前なしではカーティスの働きもなかった。本当に感謝している。
……イマーラ様は、大丈夫だろうか？矢で胸を射抜かれたそうだが」

「……そこはサイファーさんを、信じるしかないです。……サマートさんこそ、大丈夫ですか」

サマートさんが苦笑した。

「右腕の骨を折っちまった。内臓も痛めたらしいが、そこはうちのプリーストがちゃんとやってくれたみたいだな。
1週もすれば職場復帰できるはずだ。稽古は1ヶ月要るらしいが」

「……そうですか。それにしても、やっと一服、ですね」

「ああ。しかしこれからが本番だ。地方は手付かずだし、枢機院の残党もいる。
……何より、モリブスとの繋がりも見えてきた。ただ、妙なことにも気付いた」

「何ですか？」

ラーナが訊くと、うむうとサマートさんが唸った。

「筋が合わんのだ。民衆院についていたのはテルモンのリリー・フェルガナだった。そして枢機院がモリブスのユングヴィ教団の世俗派、そして闇ギルド。
ところが、お前の話だとテルモン、特に皇弟フリードニヒの一派と闇ギルドは繋がっている。……どういうことだ？」

※3の倍数でクラン何かに気付いている

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