過去ログ - 【安価とコンマ】自分の手で切り開く幻想郷生活三日目
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◆z07gL4YySg
[saga]
2019/09/10(火) 18:35:47.68 ID:TSroatyy0
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――
―
亜栗「…………ふぅ」
銀の鍵を使わずにここまで来た亜栗は、扉を開ける前に一息ついた。
亜栗「いやぁ、いやぁ……疲れた。やっばい……銀の鍵に頼りすぎてたわたくしへの罰……!」
大きく深呼吸をして、亜栗はその建物を見る。
亜栗「……だ、大丈夫か?鍵、開いてるか?まぁ、開いてなかったらこじ開けるけど」
自分の身体に手を突っ込んで、名状し難いバールのようなもの。を取り出す。
亜栗「うへへ、それじゃあ――突撃ぃ!」
そして亜栗はそのバールを使わずに、蹴っ飛ばすようにしてその扉を開けた。
鍵は掛かっていなかったが、ドアが千切れるように、倒れた。
亜栗「うーっす!」
名状し難いバールのようなものを肩に担ぎながら、亜栗は中に入っていく。
亜栗「……うへへ。おっすおっす」
カウンターの奥に座っていた男性が、ぽかんと口を開けて。暫くの間固まっていた。
亜栗「いやぁ、わたくし。このおんぼろ商店でもう暫く頑張ろうと思いますので!宜しくぅ!」
その言葉に反応するように、男性の時間は動き始める。そして――――言った。
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