過去ログ - 【安価とコンマ】自分の手で切り開く幻想郷生活五日目
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◆z07gL4YySg
[saga]
2019/12/28(土) 22:03:57.45 ID:mKNz1/NH0
※じゃあやってきまーす。
――――
――
―
文「それじゃあ、お願いしますねー。幸丸さーん」
幸丸「…………」
何がどうしてこうなった。と、幸丸は心の中で叫ぶ。
文「……幸丸さん?」
帰ってきてから何度も何度もマッサージを頼まれて、こっちが嫌だ嫌だと断り続ける――その勝負の結果。幸丸は敗北した。
幸丸「…………ひゃ、ひゃい」
以前霊夢相手に同じマッサージをしたことがあるが――その時の何倍もの恥ずかしさを感じている。
幸丸「……ぁ……ぅ……」
顔を真っ赤にさせて、幸丸は震える手を文の背中に少しづつ近づけていく。
綺麗な背中だ。
文「ふんふふん……ふーん……」
マッサージを受ける本人は、その背中を見せつけながら鼻歌なんかを歌っている。
幸丸「じゃ、じゃあ……ほ、本当にやるからな!本当の本当の本当に!マジのマジで!やるからなぁ!」
文「ええ、お願いしまーす」
幸丸「…………、…………じゃ、じゃあ。腰から、背中に沿って……」
自分に言い聞かせるように呟いて。その手を文の腰に当てる。
文「んっ……」
幸丸「――――」
文「あ、すみません。ちょっとびっくりしただけですから――あれ、なんで止まってるんですか?」
幸丸「だ、大丈夫だからこっちを見るな!そ、その姿でぇ!う、うつ伏せで勘弁してください!」
文「あやややや……ふふふ。ならいいんですけどー」
幸丸「…………ぁ、ぅ」
マッサージは、まだまだ始まったばかりだ!
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