さやか「やっぱり夏は海でほむ割りでしょ!」まどまど「マドォオオオオオーーーー!!!!!」ポロポロ
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以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします
[sage saga]
2015/05/20(水) 21:23:45.48 ID:hyZRoc+zO
あるところに木の枝を杖代わりにしているほむほむがいました。
生まれつきなのか、野良猫にでも襲われたのか、そのほむほむには右脚がありませんでした。
しかし他のほむほむはそのほむほむの手助けをしようとはしませんでした。
それどころか、たどたどしく歩く様を遠巻きに見て、石を投げつける者までいました。
足手まといがいては群全体が危険に晒されてしまう場合もあるので、仕方のない事かもしれません。
障碍を持ち、仲間からの助けも得られないこのほむほむは今までどうやって生きてきたのでしょうか。
しばらくすると、コンビニ弁当に付いてくるフォークを持ったあんあんが現れました。
あんあんは自分の体と同等の大きさのフォークを器用に振り回し、右脚のないほむほむを睨みつけます。
右脚のないほむほむは観念したのか、その顔に穏やかな笑みを浮かべます。
あんあんはほむほむを突き刺そうと、フォークを掴む手に力を込め一気に加速します。
右脚のないほむほむはカッと目を見開きました。
空いている左手でフォークを掴み、倒れ込む様にあんあんに飛びかかりました。
ミチミチという何かが軋む音に続き、叫び声が響き渡ります。
それを意に介さずほむほむは血の滴るあんあんの左腕にかぶりつきました。
地面を這い蹲る暮らしはほむほむに驚異的な腕力と握力を与えていたのです。
他のほむほむが近付いてこなかったのは足手まといだと疎んでいたからではなかったのです。
明らかに異質な物、忌むべき対象として避けていたのです。
ほむほむには右脚がありませんでした。
ほむほむには仲間がいませんでした。
でも、ほむほむは自由でした。
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