女勇者「安価とコンマで悪魔退治!」魔剣士「ちょ、ちょっと待って!?」【R-18?】
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16: ◆/ZsuQ/MGAE[saga]
2015/08/01(土) 01:09:27.07 ID:XN++W0m7O
王「大臣、例のものを持ってまいれ」

大臣「はっ!」

女「餞別って、アタシが勇者として旅立つのは覆せない?」

王「左様。唐突で申し訳ないが、今は娘にしか頼めぬのじゃ。
  ただし、旅立つのならば娘の家族の生活を支援させてもらうぞ?」

女「家族の支援…本当だね?」

王「誓約書を書いても良いぞ」

女「…分かった、信じるよ。でも、家族に挨拶はさせて」

王「もちろんじゃ。ただし、勇者となって14日以内に娘は一度この都を出てもらわねばならぬ…よろしいかの?」

女「…分かった、それだけあれば準備できるよ」

王「すまぬの…」

大臣「王様、こちらが品でございます」

王「よしよし…娘、ちとこちらへ」

女「はい…」

王「まずは装備品じゃが、木の剣と革の鎧じゃ」

女「えっと…」

王「不安なのはわかるが、続きがある。
  木の剣は…近くの森に神木と祀られる木があるのは知ってるかの?」

女「うん、アタイらはそこが狩場だし」

王「その神木より削り出された、霊験を含む剣じゃ」

女「ええっ!?神様に怒られちゃうって!」

王「相応の供物を捧げ、感謝の念を込めて部分的に切り取らせてもらったのじゃよ。
  お主に合うよう、幅広にしておる」

女「そっか…じゃあ、革の鎧は?」

王「この都の革職人の技術と意地が詰められた、鉄にも負けぬ鎧じゃ。
  更に都の魔術師が更に強化を施したゆえ、軽さと硬さを兼ね備えた出来…と職人が申しておったな」

女「へぇー…!」

王「そして1000ゴールド、これだけあれば少なくとも14日は持つはずじゃ。
  旅の資金ゆえ、自分と旅の仲間のために使うのじゃぞ」

女「分かった!ところで…王様、ちょっと聞いて良い?」

王「どうした?」

女「あの絵の女の子がさっきからすごく気になってて…」

王「ああ、これは魔物の王である魔王の肖像画じゃ。
  女の子とは言うが、おそらく儂よりも何倍長く生きてるのではないかのう?」

女「そうなんだ…勇者になれば、いつか会えたりする?」

王「かもしれんのう…さあ、出発の時じゃ!
  娘…改め女勇者よ!悪魔を払う旅に出よ!」

女「はいっ!」



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